佐藤教授
目を手術して近視を矯正する、という考えはわりと古くからあったようです。
始まりは1950年代、順天堂大学の佐藤教授が角膜を切開する手術を、視力の回復のために行いました。
ただしこれは高度な技術を要する手術で、しかも副作用が出たため、次第に手術は行われなくなりました。
レーシックは年々受ける人が増えている最先端の近視矯正手術。
これほどポピュラーになったのはメリットがたくさんあるからです。
痛みがほとんど感じられないこと。
手術が短時間で終わること。
視力の回復について即効性と持続性があること。
眼鏡やコンタクトの煩わしさから解消されるのも大きなメリットの一つです。
メスによる近視矯正手術(PK手術)は痛みや合併症があり、普及度は今一つ。
そこでレーザーを使った治療法(PRK手術)が登場しました。
角膜の一番上にある保護層を除去してレーザーを当てるのですが、やはりこれも痛みや副作用が出てしまい、普及はしませんでした。
近視治療としてレーシックがいかに一般的になろうとも、手術は手術。
絶対に安全だと言い切れるものではありません。
これは癌だろうと、盲腸だろうと、どんな手術だって同じことが言えます。
レーシックによる合併症の可能性はわずかなものですが、万が一のことも考えて、事前に医師とよく相談しておきましょう。